テーマ 『集団のコンセプトの視覚化』
- 『作家自身からのweb発信』と『REALからWEBへ、WEBからREALへの双方向性』の視覚化。
- 現実空間(リアル)と仮想空間(バーチャル)の関係性の視覚化。
virtual(バーチャル)とは、慣例的に『仮想』という日本語訳をあてるが、
本来の意味は、『事実上の、実質上の』となっている。
この言葉の持つ相反する意味への挑戦と統合を表現する。
展示 『パラレルな空間を作る』
『real(現実)』と『virtual(WEB)』とを、QRコードを用いて、
会場の現実空間に居ながら別の空間へつなげるというパラレルな状態を示す。
■事実としての展示物(real)
- 会場にハシゴ状の柱を林立させ、それらを繋ぎ什器とし、それ自体を回廊とする。
- その回廊を巡りながら、作品の前後左右を立体的に鑑賞する。
■WEBでの展示(virtual)
- 壁に一直線に張られたQRコードを読み込む事で、WEB上の作品へリンクする。
- 会場展示と同数の作品をWEB上でも展覧します。
■realとvirtualを繋ぐ
- 天井から『けらもす』のロゴ色にちなんだ糸を『クモの巣状』に張り巡らせることで、WWW(World Wide Web)を表現。
- 糸の先は、作品キャプション・什器へと接続。
DMについて 『発信するペーパー』
QRコードのリンク先画像を差し替える事で、読み込まれる画像を変えます。
- 会期前は、粘土、窯、薪など、制作の準備段階の画像。
- 会期中は、展示物の画像。
- 会期後は、メンバー各自のHPへのリンク